タイの屋台で食べるなら ソムタム! 青いパパイヤサラダ
タイの代表料理と言ったら、トムヤムクンやグリーンカレーが思い浮かぶと思いますが、ソムタムというサラダもタイの代表料理です。
ソムタムのメインである青パパイヤには栄養がものすごく含まれていて
健康の為にもぜひお勧めの一品です!
【 青パパイヤの栄養 】
青パパイヤには「パパイン酵素」という、
脂質や糖質の分解にも働きかけます。
そしてポリフェノールもワインの7.5倍の量が含まれています。
ビタミンCも豊富です。
そして非常に強力な抗酸化力を持っていて、
この抗酸化力によってガン予防や免疫力を高めてくれます。
【 ソムタムを売っている屋台はどうやって探すの? 】
レストランなどでも注文できますが、屋台でも買うことが出来ます。
フルーツなどを売っている屋台もありますが、
パパイヤサラダを売っている屋台の目印は、
屋台に 大きなすり鉢 の置いてある屋台が目印です。
【注文する時のコツは?】
ソムタムは酸味と辛味があります。
辛味はお店の人が大抵「スパイシー?」と聞いてくれるので、
辛さを選ぶことができます。
ローカルの人の普通のスパイスの感覚は日本人にとっては、ものすごく辛く、お腹を壊すこともあるので、
「 less spicy ( レス スパイシー ) 」(辛味少なめ)と言った方が、美味しく食べれると思います。
最初に注文する時はそう言って試してみるのも良いと思います。
辛さに慣れてきたら、ローカルの食べる辛さに挑戦してみるのも良いかもしれません!
ただ、外国人観光客が多く訪れているような大都市のローカルの店員さんであれば、最初から辛味を抑えてくれることもあるようです。
そこは顔や手ぶりを使ってコミュニケーションを図りながら、伝えるのも楽しいかもしれません。
【ソムタムの材料は?】
・青いパパイヤ
・いんげん
・トマト
・ピーナッツ
・干しえび
・ライムの絞り汁
・にんにく
・唐辛子
・砂糖
この日はホテルでの夜食に屋台でソムタムを買ってみました。
作ってくれたのは、きっとソムタムを作り続けて何十年であろうベテラン臭のするおじさんが手際よく作ってくれました。
44バーツ 約155円
そして、さらにホテルに帰る道中に、可愛いらしい10代の女の子が、「ソムタムいかがですか?」と笑顔で屋台の奥から声をかけてきました。
ソムタムをお腹いっぱいに食べたかったので、声をかけてくれた女の子に作ってもらう事にしました。
この子が、パパイヤをスライサーで切り始めると、その子のお母さんがやってきました。お母さんは「この子と私、どっちに作ってもらいたい?」と指で尋ねてきました。
お母さんはこの道何十年というベテラン臭がしますが、せっかく可愛らしい女の子が作りかけてくれているので、その子の方を指差してお願いしました。
ソムタムを作りながらその子に歳を尋ねると、12歳との事。
名前はリュウというそうです。
学校が終わると毎日、屋台で仕事をしているお母さんの所に来ているそうです。
そして今日は、お客さんにソムタムを作るのは今日が初めてだそうです!
少々緊張しているのか、一つ一つの工程が終わるとお母さんの表情をチラッと見ます。
そして、きっちりと「スパイシー?」と聞いてくれました!
そして「レス スパイシー」と答えると、笑顔で唐辛子を少々入れていました。
それにしても、タイでは子供が親のお手伝いをしている屋台をよく見かけます。
何十年も昔は、日本の子もこんな風に親の手伝いをよくしていたのだろうなーと懐かしい雰囲気と、尊敬の気持ちを込めながら作るのを眺めていました。
毎日母親の作り方を見ているだけあって、手際よく工程が進んでいきます。
これは、先ほどの屋台のおじさんとソムタム初提供の女の子とどちらが美味しいか味比べができると、楽しみになりました!
女の子のソムタム 50バーツ 約175円
ホテルについて、いよいよ味比べです!
・・・・・・・・・。
今日初挑戦の女の子のソムタムの方が美味しい!!!
女の子の勝ちです!!
初提供でもおじさんより美味しいソムタムが作れるなんて将来が楽しみですね〜!
そんな事を楽しみながら、ソムタムを楽しむのも良い思い出が作れると思います。
タイに旅行された際には、ぜひソムタムを楽しんでみてください!